約 1,791,074 件
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/47672.html
登録日:2021/03/27 (土曜日) 21 45 00 更新日:2024/08/23 Fri 17 11 51 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 アンドロメダ流国 ゲッターロボ ゲッターロボアーク ゲッターロボ・サーガ 挑む敵が強ければ強いほど奴らはさらに強くなる 未来人 歴史改変 石川賢 終わりなき戦い 「この戦いはお前達とわしらの未来永劫まで続く、聖なる戦いなのじゃ!」 「わしらはゲッターを倒し、世界のすべてを、宇宙を我が手中におさめる!!」 【概要】 アンドロメダ流国とは、石川賢氏による一連の漫画作品『ゲッターロボ・サーガ』に登場する宇宙国家である。 昆虫が進化して誕生したと思われる昆虫人間たちからなる国で、彼らの使う兵器にも昆虫の意匠が盛り込まれたものが多い。 ゲッターの歴史上、極めて重大な敵勢力であり、ほとんどの時代に直接的・間接的に影響を及ぼしてきた。 なお、国家名が明かされたのは『サーガ』最終作の『ゲッターロボアーク』から。 『真ゲッターロボ』の時代に登場した惑星ダビィーンの皇帝一族やギィムバグ軍曹とは明確につながりがあるとは言われていないものの、 昆虫からなる姿やメカの意匠が似ており、一般戦闘員の姿もほぼ同一であることからして、両者には深い関係があるものと思われる。 『アーク』の時代でいくつかの部族に分かれていることが語られたので、惑星ダビィーンはその一派であったのかもしれない。 よって、本項目では未来からの敵勢力全般として紹介する。 ゲッターの宿敵であり、シリーズにおける最大の被害者にして加害者である。 その正体は、はるかな未来において宇宙進出時代を迎えていた人類に対して戦争を仕掛けてきた星間国家。 圧倒的な科学力と軍事力で、当時の人類を滅亡寸前にまで追いやるほどの絶大な力を持っていた。 しかし、最早滅亡寸前となった人類に、彼ら自身すら想定していなかった強大な味方が現れた。 「宇宙を破壊する機械の化け物」、宇宙最大最強のスーパーロボット『ゲッターエンペラー』である。 エンペラーの力はアンドロメダ流国の宇宙艦隊を赤子扱いできるほど強力であり、あっという間に形勢をひっくり返されてしまう。 人類はエンペラーの庇護のもとで勢力を盛り返し、ここに後の世で「第一次オリオン大戦」と呼ばれる大戦争が始まった。 だが、ゲッター軍団の力が増大し続けるのに対し、アンドロメダ流国は「第二次オリオン大戦」「第三次オリオン大戦」と敗北を重ねていき、 ついには、「第一次」まで人類を追い詰めていたアンドロメダ流国の方が逆に滅亡の危機に瀕してしまう。 「もはやゲッターエンペラーにはどうあがいても勝てない」と悟った彼らは禁断の最終手段に出る。 時空を超えて過去に跳び、過去の早乙女研究所をつぶしてゲッターそのものを歴史から消滅させようというのである。 しかし過去のゲッター側も負けてはおらず、未来から襲い来るアンドロメダ流国軍に対して熾烈な戦いが繰り広げられていく。 【国民性】 総じて傲慢かつ残虐非道。 地球人類に対して一片の存在価値すら認めておらず、シリーズを通して人類に友好的な態度を示したことは一度もない。 かつては人類に対し「降伏など認めず、その細胞の一片までも根絶やしにする戦い」を仕掛けてきており、人類を霊長とは認めないとまで言い放っている。 その反面、同胞愛や自己犠牲精神は強く、ゲッターを倒して未来の自国・種族を救えるならばそれでいいとばかりに、 自分の命すら平然と捨てるような特攻戦術を当たり前に使ってくる。このへんは昆虫が進化した生命体ゆえと言うべきか。 降伏という概念もなく、どんなに追い詰められようとも白旗を上げることはない。 こうした性質ゆえに、自分たちを追い詰めているゲッター軍を「侵略者」「宇宙のガン」と散々に罵倒し、それを生み出した地球人類をも「宇宙に存在してはならない」と否定しているが、 実のところ、最初に地球人類を滅亡手前まで追い詰め、滅ぼすか滅ぼされるかの非情なる「宇宙の掟」を教え込んだのは彼らであり、自業自得という側面もある。 加えて、もしも目論見通りゲッターを倒せたのであれば、冒頭の言葉通り、自分たちがゲッターに代わって宇宙制覇に乗り出す気満々であり、「盗人猛々しい」を地でいく連中である。 これでは巴武蔵司令官が「宇宙にはびこる悪を一掃するための聖戦」と豪語して昆虫人類の虐殺を行っても仕方ない。 【流国の歴史】 注:あくまで作中描写から推測されるおおまかなものです。 未来の世界において地球人類と接触、宇宙戦争で人類を滅亡寸前に追いやる。 ゲッターエンペラー出現、第一次オリオン大戦勃発。 第二次、第三次オリオン大戦に敗北。 歴史改変の第一陣、過去の時代で百鬼帝国を建国してゲッターGと交戦。 ギィムバグ軍曹、真ゲッターと交戦。ゲッターGが真ドラゴンへの進化を開始。 惑星ダビィーン消滅。戦闘艦ギムス、過去にタイムスリップするも真ドラゴンによって消滅。 諸葛孔明一味、太平洋上にストーカ01を築いて現代に攻撃を開始。 人類と恐竜帝国の連合軍に攻撃を繰り返すも、ゲッターロボアーク、作戦『ジュラ・デッド』により未来にワープ。 巴武蔵司令官のゲッター軍により諸葛孔明一派壊滅。最後の切り札バグをカムイ・ショウに託す。 バグ、現代においてアーク、真ドラゴンと交戦。 【関連人物】 ブライ大帝 百鬼帝国の支配者。 もともとは地球人の科学者だったが、南極に墜落した流国のUFOを調査した際に洗脳改造され、円盤を修復して百鬼帝国を作り上げた。 元々が地球人のため「ゲッターを倒す」という意思があまり強くなく、ゲッターを倒せる状態でもナメプしたり世界征服を優先したりする中途半端な行動が目立った。 死後、ギィムバグ軍曹によって回収され、巨大百鬼メカとなって真ゲッターに挑むも敗北。 さらに精神体となってギィムバグ軍曹に情報を送るも、その後はゲッター線に取り込まれて早乙女研究所の助力に現れるという数奇な運命を辿った。 ギィムバグ軍曹 初めてゲッターチームの前に現れた未来人。カブトムシのような姿をしている。 早乙女研究所を何度も攻撃するも、真ゲッターと真ドラゴンの力にはかなわずに敗死。 むしろゲッターGが真ドラゴンへの進化を始めるきっかけを作ってしまった。 戦闘艦ギムス艦蟲長 惑星ダビィーンの艦隊司令。 母星を破壊されるも、無茶を承知で過去へ飛んで地球ごと自爆してゲッターを葬ろうとする。 しかし艦はタイムワープのゲートごとエンペラーに握りつぶされ、時間を超えられた先端部分も真ドラゴンに吸収されてしまった。 諸葛孔明 CV 土師孝也(アニメ版『アーク』) アークの時代に太平洋に亜空間ゾーンを築いて地球を攻撃していた司令官。 姿は中国っぽいが、史実の諸葛亮孔明との関係は不明。 また、軍師っぽいがやることは力押しばかりで知的なことはあまりしていない。 バグを現代で完成させるというアイデアも言われてやっと気が付いたくらい。 アニメ版では「コーメイ」という名前に変更された。まあさすがにそのままだとまんますぎるので仕方ない。 大女王メルドゥーサ CV 朴ロ美(アニメ版『アーク』) 名前だけ登場したアンドロメダ流国の支配者と思われる存在。 なお、間違われがちだがアーク終盤で壊滅したのは諸葛孔明一派だけでアンドロメダ流国自体はまだ存続している。 アニメ版では立体映像を通してコーメイに指示を出しているが、映像がぼやけているのではっきりとした容姿はわからない。 カーター・マクドナル CV 立木文彦(アニメ版『アーク』) アメリカの特務機関員を名乗って流拓馬の身柄を狙っていた男。 正体は百鬼帝国の生き残りであり、アンドロメダ流国に協力して復讐の機会をうかがっていた。 拓馬の母親の仇であり、拓馬から執拗に狙われている。 終盤、ゲッター軍団を前に風前の灯火の孔明からバグを預かり、カムイに言葉巧みに託す。 原作ではあくまで地球人であるということでアンドロメダ流国の人間からは疎まれていたが、アニメではコーメイの副官ポジションとなり、コーメイからも信頼されている。 なおアニメでは名前が「マクドナルド」と微妙に変わっている。これは「マクドナル」だと叫びづらいからだとか。 言うまでもなく某[[ハンバーガー]]チェーンは関係ないのだが、視聴者からネタにされる事となった 兎猿候 孔明の部下で、早乙女研究所に攻撃をおこなった獣戦士(アニメではインセクター)軍団の指揮官。 孫悟空カカロットのほうではないのような姿をしており、猪八戒のような豚型のメカに乗っている。 原作では特に名前が無かったが、アニメで命名された。 ゲッターG5の一機に化けて騙し討ちにし、次いで獣戦士軍団を研究所に送り込む。 しかし獣戦士軍団はクジャクで大打撃を受け、せめてアークだけは道連れにと突撃したが、アークの速度についていけずにトマホークでバラバラにされた。 アニメでは見せ場が増えており、ゲッターD2を2機撃墜。残った3機も高速移動で翻弄するなどかなりの強さを見せつけた。 一方で調子に乗って浮かれたり、マクドナルドに油断するなと釘を刺されると頭をかきながら困惑したりと、アンドロメダ流国のキャラでは珍しいコミカルな一面を見せた。 女王虫 早乙女研究所破壊のために送り込まれてきたエージェント的存在。 流国人の女性体なのか生物兵器なのかはさだかではないが、人間に卵を産みつけ昆虫人間に変えて操る力を持つ。 研究所に侵入して甚大な被害をもたらすが、飛び込んできたゲッターアークに噛み殺される。 アニメでは作品全体の作画がイシカワチックなのに対して彼女だけは大幅に美人に書き換えられている。 なんでもスタッフ曰くデビルマンのシレーヌをモチーフにしたとか。デビルマン風のゲッターがデビルマンの敵モチーフ噛み殺すとかそれなんてデビルマン? 【兵器】 宇宙戦闘艦 イモムシのような形の宇宙戦艦を多数保有している。 一隻ごとが惑星を破壊できるほどのパワーを持っているが、エンペラーの前では文字通り虫けら同然の存在でしかなかった。 巨大円盤 最初に時空を超え、地球でブライを操って百鬼帝国を築かせた。 ゲッター戦記にもその存在が時空超越の第一陣として記録されている。 しかし時空を超えた衝撃で円盤は大破しており、ブライが修復して百鬼帝国に改造したものの性能はかなり落ちている。 後に完全な形のものが発見され、搭載された戦闘ロボットはゲッターGを追い込むほどの力を見せたが、 ブライが余裕をこいてゲッターGのとどめを後回しにしたために中枢に飛び込まれて破壊された。 なお、世界観は違うが「真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ」にも同デザインの円盤が登場している。 この中で、調査隊の人間たちが恐竜帝国に殺害されている描写があり、サーガでは帝王ゴールはブライに殺されているため、 死んでいる調査隊にブライがいたとしたら、ゴールは間接的に復讐を果たしたことになる。 巨大百鬼メカ ギィムバグ軍曹が宇宙を漂っていたブライを回収して蘇生改造したもの。 それ自体が百鬼メカの塊の巨大要塞であり、初代ゲッターロボやゲッターGでは歯が立たないほどの強さを持つ。 しかし真ゲッターには出力1/5でも歯が立たずにボコボコにされてしまった。 人食い昆虫 石川作品ではお馴染みのウジャウジャ出てきては人を殺していくアレ。要はドグラやインベーダーみたいなもん。 生物なのかメカなのかわからない気持ち悪い奴ら。 偽真ゲッターロボ 小型の昆虫メカが群体をとって真ゲッターに擬態したもの。 ゲッターの能力まではコピーできていないが、半端な攻撃では多少崩れるだけですぐ戻ってしまう。 真ゲッターを手こずらせたが、ストナーサンシャインで消滅させられた。 獣戦士 アンドロメダ流国の戦士たち。古代中国の鎧武者のような姿をしている。 アークの力を測るための当て馬として使われ、アークのサンダーボンバーで吹っ飛ばされた。 早乙女研究所攻撃に向かった一隊も、敷島博士の作戦名クジャクでオーバーキルぎみに一掃された。哀れ。 時空超越機スターボーダ いわゆるタイムワープ装置。これを使って諸葛孔明一味は現代に兵器を送り込んでゲッター殲滅を試みた。 だがそれゆえにゲッター軍団に目を付けられてしまい、巴武蔵司令官のゲッター軍によって孔明一味は壊滅することになる。 しかし滅びる寸前、現代にバグを送り込むことに成功。現代のゾーンは消滅したが……。 魔獣ウザーラ アニメ版にのみ登場。 かつてゲッタードラゴンを敗北させたアトランティス文明の遺産。 背中に人型の生えた巨大な機械竜であり、口から放つ強力な重力遮断光線を最大の武器とする。 アンドロメダ流国に回収されて改造を受けたのか、失っていたはずの人型が復活し、未来のゲッター軍団を圧倒できるほどのパワーを有している。 バグ アンドロメダ流国の最終兵器。唯一、ゲッターに対抗できる力を持っているという。 ただし、この指す対象のゲッターが「現代」のものなのか「未来」のものなのか、どちらなのかは不明。 未完成であったが、現代において恐竜帝国によって完成させられ、カムイ・ショウによって人類抹殺に動き出す。 ゲッターアークを半壊させる強さを見せつけるが、その時ついに真ゲッタードラゴンが現れ……。 石川氏の別作「セイテン大戦フリーダーバグ」に登場する兵器に似ているが関連性は不明。 アニメ版では、地球の百鬼帝国が集めたデータを元に設計されており、正式名称は「Biogeocenosis(生態系)Unlimited(無限界)Genocidemachine(抹消機)」。 惑星環境どころか全宇宙の環境すら改変していくことができる。 【歴史に与えた影響】 ゲッターを倒すために何度も過去へのタイムスリップを繰り返してきたわけなので、当然その度に歴史に大きな影響を及ぼしている。 アンドロメダ流国が歴史への介入を行う前の『正史』のゲッターの歴史では、まず百鬼帝国が存在しないことが大きな違いとなる。 ブライはうだつのあがらない科学者として人生を終え、ゴールもブライに殺されることなく、恐竜帝国との決着もまったく違った形になったはずである。 ウザーラも発掘されず、アトランティスの人々はその後もずっと眠り続けられていた。 その後は、真ゲッターロボが開発されるとしても、プロフェッサー・ランドウの登場まで平和が続き、ドラゴンの暴走も早乙女研究所の壊滅も起こらない。 このためエンペラーの誕生の経緯も違ったものになっていた可能性もある。 最たるものを言えば、流竜馬はゲッターGの完成前に死亡していたかもしれないのだ。 アンドロメダ流国が介入した結果、一時的にゲッターを追い込むことはできるものの、ゲッターは対抗して強大に進化し、その度に撃退されている。 結果的に彼らはゲッターを倒そうとすればするほどにゲッターの進化を加速させてしまう結果を招いており、 どこぞの魔法少女のように、「挑む敵が強ければ強いほど奴らはさらに強くなる」(ByJAM Project『Bloodlines~運命の血統~』二番歌詞)という、 勝てない敵に抗うほどに敵を強化してしまうという最悪の循環を繰り返しているのである。 だがはっきり言えば、「勝てぬ、絶対に勝てぬ!」と、絶望して消滅した闇の帝王とほとんど同じ状況に追い詰められながらも、 あきらめずに抵抗を続けている彼らの精神力の強さは賞賛すべきものであろう。 闇の帝王はある世界で非常にうまい具合にエンペラーの出現を阻止したけどな ただし、そもそもゲッター線が進化をつかさどる神のような存在であるならば、彼らは人類の進化の肥やしとして無駄な抵抗を繰り返すように定められた哀れな当て馬なのかもしれない。 追記・修正はゲッターエンペラーとの永劫の戦いに飛び込んでお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] こいつらも最新的にブライのようにゲッター戦に取り込まれて全てを悟り人類に味方し ラ=グース&時天空戦に備えてくれそうだけどどうなんだろう? -- 名無しさん (2021-03-27 23 58 32) 文中にギィバムという名前が何度も出てくるので、誤記ではなく筆者さんの覚え違いだと思うのですが、ギィムバグ軍曹で一度検索してみてください -- 名無しさん (2021-03-28 00 21 38) ↑すみません、修正しました -- 名無しさん (2021-03-28 09 22 04) ターミネーターのスカイネットも似たような状況だったなあ、過去に介入した結果ますます酷いことになるという点が -- 名無しさん (2021-03-28 09 32 46) 大決戦だと急激な進化したなゲッター -- 名無しさん (2021-04-09 12 57 21) 「宇宙にはびこる悪を一掃するための聖戦」←まさに「豪語」と言うにふさわしい豪快な言葉だ……実に清々しい -- 名無しさん (2021-06-01 12 11 02) フィクションでも最強クラスの実力はあるのに相手がね… -- 名無しさん (2021-07-14 12 18 26) エンペラー誕生が既定ならば下手すればバグがエンペラー誕生の決定要因になっている可能性もありそう -- 名無しさん (2021-07-25 16 47 56) キーキャラのマクドナル(フルネームはカーター・マクドマル)がアニメ版では『マクドナルド』になってるのには納得いかない。そりゃあ元々某ハンバーガーチェーン店みたいな名前だったけどさあ。 -- 名無しさん (2021-07-30 13 49 22) こいつらのやることなす事裏目に出ているのを見ると、小説版スパロボの闇の帝王の「力押しせずに関係者が全員死ぬまで待って裏工作して人類滅ぼして真ゲッター確保」ってメタ的にエンペラーがまだ誕生していなかったのを抜きにしても完璧すぎる勝ち筋だなって思った -- 名無しさん (2021-08-19 10 43 58) 未来の宇宙戦争、惑星破壊出来る兵器作れて当然ってホントケン・イシカワ時空は魔境だわ -- 名無しさん (2021-08-19 20 18 33) ↑時天空相手じゃビッグバン以上の攻撃力じゃ無いと無理なので(それでも侵攻を抑えるので精一杯)惑星破壊程度じゃ意味が無いんだよな。 -- 名無しさん (2021-08-21 23 04 18) ウザーラ持ってきやがったアニメスタッフ!? ある意味で父越えだけど -- 名無しさん (2021-09-12 23 32 05) アークを圧倒し、ついでに周囲のゲッター軍団を瞬殺。ウザーラさん強すぎっす -- 名無しさん (2021-09-12 23 38 50) 「うぎゃあ守れ惑星ダビィーンを!皇帝一家の脱出だけでも…!」(←たぶん失敗) ってこいつらの事だったわけかな結局 -- 名無しさん (2021-09-20 19 51 15) 本体は顕在だから再び過去の地球へと仕掛けてくる可能性そのものは残っているんだよな -- 名無しさん (2021-09-22 18 27 08) 何度仕掛けようとどうせゲッターに跳ね返される。そしてゲッターが強化される。 -- 名無しさん (2021-09-22 19 34 56) アニメでアーク見てただけだとゲッターが悪で自分らが正義みたいに騙ってるが、こいつらも同じ侵略者側なんだよなぁ -- 名無しさん (2021-09-30 11 00 52) ↑最初の出会いがどうだったか次第なとこはあると思う。一方的にゲッペラー艦隊が潰しに来たなら「こいつら話にならん。今倒すの無理だし過去に戻って根底を止める」ってのも正しいし。 -- 名無しさん (2021-09-30 11 06 17) ↑それはない。 -- 名無しさん (2021-10-01 12 40 41) ↑ミスった。項目にあるようにゲッペラーは地球人類がこいつらに追い詰められてから登場してる。 -- 名無しさん (2021-10-01 12 43 29) 最終回ちらっと見たけど、あれは結局、カムイが真ドラゴンに負けた、という解釈でいいのかなぁ -- 名無しさん (2021-10-01 13 15 14) ↑アーク健在&カムイ幽閉って事はそうなんじゃないかなぁ -- 名無しさん (2021-10-01 13 19 35) バグを倒したのはドラゴンの力で借りていいから直接的にはアークにしてほしいな ウザーラ撃破追加されても主役機が未来ではゲッター軍団に守られ現代ではドラゴンにバグを倒してもらいましたじゃ締まらん -- 名無しさん (2021-10-02 18 08 50) スパロボだったらどう扱われるのやら… -- 名無しさん (2021-10-03 07 44 44) ↑こいつらも自軍で倒すような展開になるのかね? -- 名無しさん (2021-10-07 13 39 19) マクドナル!だとさけびづらいからドを付けたらしい -- 名無しさん (2021-10-07 13 50 08) これ、歴史改変ができるなら一番最初の人類と接触した時に自分たちが殲滅行為に及ばないようにする、、、ってのがエンペラーと敵対しない一番の -- 名無しさん (2022-02-12 11 09 29) ↑途中で送っちまった、一番最初の接触の時に人類を殲滅しない、対話可能な存在として、双方を認識させる アンドロメダが生き延びる唯一の道なんじゃないかなぁ? -- 名無しさん (2022-02-12 11 12 59) ↑まぁそれやっても、敵対路線で行ってる今の世界のアンドロメダは -- 名無しさん (2022-02-12 11 15 51) またやっちまった、、、今のアンドロメダは滅ぶしかなく、、、対話可能な路線はそこで別の並行世界として存在するだけだろうが、、、まぁその理屈だと、過去世界でゲッペラー消せても、ゲッペラーが生まれなかった世界、生まれた世界に分かれるだけで、目の前のゲッペラー軍団が消えるわけでなく、、、目の前ゲッペラー現れてる時点で、、、詰んでね??? -- 名無しさん (2022-02-12 11 19 48) あの世界の人類史考えたら、対話とか無理だわ、、、人類外の知的生命体との接触が軒並み攻撃的で、爬虫人類との関係だって、争って上下関係わからせてからの話だし。 あの世界の人類視点だと、他の知的生命体って、原則侵略者 対話の前にまずドンパチするしかねぇ -- 名無しさん (2022-02-12 13 30 36) スパロボに本格的に出たらどう決着をつけるのか あとDDの期間限定シナリオにてインセクターと兎猿猴が参戦 -- 名無しさん (2022-10-01 20 02 20) 実はスパロボ第3次αで冬月先生が名前を挙げたことがある 何で知ってるんだ!? -- 名無しさん (2022-11-07 00 44 46) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/52692.html
【検索用 あんとろめた 登録タグ CeVIO あ さぶろう オオノシ ハチナナ 可不 星界 曲 曲あ 月咲 水雲】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:水雲 作曲:水雲 編曲:水雲 イラスト:オオノシ(Twitter) 動画:月咲(Twitter) 調声:ハチナナ マスタリング:さぶろう 唄:可不(youtube) 星界(ニコニコ動画) 曲紹介 「余所見をしてたら、刺されちゃうかもね」 曲名:『アンドロメダ』 『ボカコレ2023春』ルーキー参加作品。結果は13位だった。 歌詞 (配布テキストファイルより転載) 余所見をしてたら刺されちゃうかもね 仄暗い世界で 嘲笑う錆びた仮面に 翻弄され揺れ動く 疲弊し切った心が苦しい 貴方は有象 私は無象 ただ献身的に生きてるだけ 私は虚像 貴方も虚像 全部滅茶苦茶にしよう アンドロメダ 響く騒音 揺らぐ存在証明 増える創痕 感情イコライズしたくても グルグル思考が渦巻いて 何回目だ 綺麗事は 自分勝手に理想 語ってるだけ 胸に響く薄い残響 余所見をしてたら 刺されちゃうかもね 脳内に秘めたドロっとした雫を もう抑止できずダラダラと垂れ流す 可もなく不可もない人生終わらせ 無駄な理性吹き飛ばして生きていこうぜ 私は有象 貴方は無象 ただ本能に従っているだけ 私は虚像 お前も虚像 全部滅茶苦茶にしよう 人を傷つけない様にして 当たり障りの無い日々 過ごしたけれど それじゃ馬鹿に舐められるだけ 満足できるかその人生 アンドロメダ 響く鼓動 これが存在証明 生きている意味 感傷にも浸れなくて メラメラゆれるエゴイズム 何回目だ 世迷言は 常態化している そのナルシズム 胸を満たす黒い衝動 余所見をしてたら 刺されちゃうかもね コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/28683.html
あんどろめだのゆめ【登録タグ JASRAC管理曲 SmileR あ 初音ミク 曲】 作詞:SmileR 作曲:SmileR 編曲:SmileR 唄:初音ミク 曲紹介 SmileR氏 の12作目。 宇宙をテーマにした『アンドロメダの夢』って曲です。後半またしても切ないです。(作者コメ転載) 歌詞 アンドロメダの夢 もう叶わないの? ペルセウス流星が一人で泣いてる 二人を繋ぐ距離 今は遠いけど 軌道修正して君を探しに行くから あの星と同じぐらい遠い場所・・・ 溢れ出す想い 銀河系の彼方まで届けたい 100万年先まで君を照らしたい 星空の中で一番に輝いてる君の星 静寂の狭間で君が泣いてたら行かなくちゃ 二人の世界はほら 矛盾だらけだね 君に近づくほど君が見えなくて 100万年後にはこの星は無くなり 叶わなかった想いが真っ暗闇を彷徨う? 悲劇なんて恐れないで飛び立つの・・・ 君の悲しみをたくさんの優しさで包みたい 真っすぐな光は君への目印 月面不時着 荒れる小惑星に邪魔されて 君を見失う 二人の願いが壊れてく Imagination 強い Emotion 君だけを求め I wish you were, I will be with you 遥か彼方 Imagination Isolation 君の待つ星へ I wish you were, I will be with you 飛び立つのさ 溢れ出す想い 銀河系の彼方まで届けたい 七色オーロラ 君にも見せたい 暗闇の果てで、輝いて燃え尽きるこの体 もう二度と会えない? 君の悲しみは癒せない? たとえ悲劇でも、君が泣いてたら行かなくちゃ コメント SmileR さん流石だね!絶対CDかうw -- 名無しさん (2014-03-25 16 36 42) マジカルミライでやって欲しいっ‼︎ \(^o^)/ -- 不明 (2015-09-24 17 31 41) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/rbyawa/pages/6.html
『アンドロメダ』#1 長い闇があける時 正直こう宇宙船を舞台にした『バビロン5』みたいな話なのかな? と始まった直後には思っていたんですが、いやだって平和を担うとかそんな言い方してたし。 そしたらなんかブラックホールが出現した! という救命信号が、そして近くのその星の5億(少ないな!)の人口を救うために急行してみましたらば、なぜかその星から攻撃が、えーと、その、ブラックホールはこの反乱とどのような関係なんだろうということが気になるのは別に重箱の隅ってほどでもないよね...orzさすがに え、え、なんでブラックホールあるのに気にしないの? むしろこれを仕組んだの?? とかすごく気になりましたとも、ニーチアンだっけか、は多分なんかニーチェと関係があるような。そして故郷が反乱を起こしたので「私がなにをするか保障が出来ません」と自分から言い出した人が本当になにかしたのは始めて見ました。 む、むしろコックピットにいたほうが監視が行き届いて良かったのかしら。 そしてドーンさん(カマキリ?)が、可愛くてたまらん、この子がいるならちょっとくらい詰まらなくても平気っ、とか思ってたら殺されました。しくしく。 でもねー、根性が座っててちょっと融通利かなくて可愛いんですよ。 昆虫連合の人たちが皆こんなに可愛いといいなぁ、それだと楽しいよなぁ。 で、いきなり3百年時間がすっ飛び、≪アンドロメダ≫号はすでに伝説の域に達し、サルベージしたら一財産♪ と言ってる人たちが。えっと、見た目がさすがにグロテスクですがマゴークの人が好きです!(異星人好きなのかしら私) たった一人生き残った元艦長の時間軸はほとんど事態が終息した直後にサルベージによって回復、三百年の浦島太郎さんになってしまいました、以下続く。
https://w.atwiki.jp/gununu/pages/3423.html
B06-アンドロメダ星座-瞬〔しゅん〕 作品名:聖闘士星矢 作者名:星矢あき 投稿日:2009年1月1日 画像情報:640×480px サイズ:116,720 byte ジャンル:仮面・被り物 キャラ情報 神聖衣 このぐぬコラについて コメント 名前 コメント 登録タグ 2009年1月1日 仮面・被り物 個別し 星矢あき 聖闘士星矢
https://w.atwiki.jp/chipmunk1984/pages/214.html
アンドロメダ病原体 書名: アンドロメダ病原体 著者: マイクル・クライトン(浅倉 久訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 人工衛星のカプセルは,アリゾナ州ピードモントの北20キロの地点に着陸した。カプセル回収班が目にしたものは,ハゲタカの群れと住民たちの死体。人口48の田舎町ピードモントは死の町と化していたのだ!やがて,報告中の回収班の声も,ぷっつりと途絶えた。ただちにワイルド・ファイア作戦 --- 地球外病原体の侵入に対し,最高の頭脳と最新鋭のコンピュータを投入するプロジェクトが発動された。だが,恐るべき致死性を持つこの未知の病原体に対し,果たして人類は……最先端の科学知識を駆使し,ドキュメンタリイ・タッチで見事に描き出された息詰まるサスペンス巨編! 評価 評点:★★★★★ (10/10点) クライトンのSF最高傑作.今となればちょっと古いと感じる部分があるかもしれませんが,逆にその時代の最先端をきっちり描いていて,ずいぶん年を経た今でもその先進性が色あせていないところがクライトンの真骨頂であり凄みさえ感じるところです.とても40年近く前の作品とは思えません.SFファン必読の1冊でしょう.ちょっと,謎解きが拍子抜けっぽいと感じるかもしれませんが,意外と現実ってそういうものかもしれないなと思わせるのもクライトンの筆力でしょう. おまけ 映画も原作に忠実に作られていてSF映画の傑作です.こちらも是非!
https://w.atwiki.jp/tohokusf/pages/60.html
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ このファイルは極秘文書である 許可なき者がこれを閲覧したときは 二十年以上の禁銅刑 および二○○○○ドル以上の罰金刑 に処せられることがある。 封印が破れているときは 引渡人から受取ってはならない 引渡人は法の定めるところにより 受取人に七五九二号カードの提示を要求せねばならない。 身分証明の確認なくこのファイルを引渡すことは許されない。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 東北大学SF研読書会「アンドロメダ病原体」 by.ちゃあしう 2009/06/19 アンドロメダ病原体 (ハヤカワ文庫 SF (208)) アンドロメダ病原体〔新装版〕(ハヤカワ文庫NV) (ハヤカワ文庫 NV ク 10-30) 著者紹介おもな作品 あらすじ 登場人物 各章解説第一日 第二日 第三日 第四日 第五日 エピローグ ドキュメンタリー・タッチな作風について メインテーマ 映像化作品について映画版 ドラマ版 感想 関連事項『復活の日』パクリ説? 「新世紀エヴァンゲリオン」におけるアンドロメダのパロディ 著者紹介 (Wikipediaより引用) マイケル・クライトン(Michael John Crichton、1942年10月23日 - 2008年11月4日)はアメリカ合衆国シカゴ生まれの小説家、SF作家、映画監督、脚本家である。テレビドラマ『ER』を脚本・製作総指揮。身長は206.6cm。なお日本でマイケルの作品を多く出版する早川書房は著者名の表記をマイクル・クライトンとしており、同社以外の出版物・文献においてもこれにならった表記がなされることがある。 ハーバード大学で人類学を専攻、学士課程卒業後に同大学のハーバード・メディカルスクールを卒業。 1965年、処女作『殺人グランプリ』を執筆(1967年にジョン・ラング名義で出版)。1968年にジェフリー・ハドソン名義で『緊急の場合は』を執筆、アメリカ探偵作家クラブ賞を受賞。1969年、医学博士号を取得。はじめてマイケル・クライトンの名で出版した『アンドロメダ病原体』がベストセラーとなる。1972年、ABCテレビでTVドラマ『暗殺・サンディエゴの熱い日』を製作。1973年、映画『ウエストワールド』で監督・脚本を手がける。1990年にはバイオテクノロジーで恐竜が現代に蘇るという内容の『ジュラシック・パーク』を発表、スティーヴン・スピルバーグにより映画化されて世界中に恐竜ブームを巻き起こし、続編も製作された。 晩年の作品『恐怖の存在』(上下巻)では、近年の“過剰な環境保護ブーム”を「環境保護利権」等が煽っている「危険な疑似科学」であるとして批判した。するとそれまで“権力や科学文明の暴走に警鐘を鳴らす作家”としてクライトンを評価していた読者、団体、メディアの多くが一斉に、“クライトンは右派に転向した”と非難の声を浴びせたという。 2008年11月4日、がんのためロサンゼルスで死去。66歳であった。 クライトンの作品は科学技術、とりわけ生命科学に関わるテーマは多くの作品で通底している。さらに最先端のサイエンストピックスも作品に取り入れる。このためクライトンの作品はしばしば訳者等から「新鮮なテーマ」であると評価される。 おもな作品 医学サスペンス 『緊急の場合は』『ターミナル・マン』 過去にテーマを取る歴史物 『北人伝説』『大列車強盗』『タイムライン』『パイレーツ―掠奪海域―』 近未来テクノスリラー 『プレイ―獲物―』「ネクスト-NEXT-』 企業小説 『ディスクロージャー』『エアフレーム ―機体―』 日本人にはさすがにトホホの『ライジング・サン』もこの系譜 映画化までされている 多彩な分野で活躍。また映画とのつながりも深い。 自分で脚本・監督を担当 『ウエストワールド』『大列車強盗』『未来警察』 全般につくりは渋い。 脚本のみ担当 『ツイスター』 他監督が映画化 『ジュラシック・パーク』『スフィア』『タイムライン』など スピルバーグとは本作(アンドロメダ)の映画化でユニバーサルスタジオに招待されたとき、スピルバーグが案内役を買って出たのが縁らしい。 あらすじ 1967年2月,軍の人工衛星の落下はアリゾナ州の片田舎、ピードモントを一瞬にして地獄へと変えた。現地へ向かった軍の回収部隊からの連絡も途絶える。人類は初めての未知なる接触――最悪の致死性を持つ病原体との接触――を経験することになった。こんなこともあろうかと米国の学術機関と軍が共同で用意していた「ワイルドファイア」。彼らはただちに現地から衛星ならびに性質の全く異なる二人の生存者を見つけ出すのだが… 史上最強クラスの致死力をもつ謎の病原体に人類は対抗できるのか?実際にあった科学的危機に対する報告書 という形式を取ったクライトンの出世作。今でいえば「ダヴィンチ・コード」ぐらいの破壊力&売れ行きがあったという(訳者 浅倉久志談@SFセミナー) 登場人物 ジェレミー・ストーン ワイルドファイア計画リーダー 大統領書簡で政府を動かした。映画だとこの人の公聴会が登場する。1961年度ノーベル医学・生理学賞受賞者 マーク・ホール 外科医 童貞独身 レヴィットの勧めでチーム参加。しかしその実態は政治家サイドから要請(強制)された「オッドマン」であった。 ピーター・レヴェット 臨床微生物学者 寄生虫が主な専門 ホールを呼んだ男 ある持病を抱えていたが、ワイルドファイアのチェックには含まれておらず後で騒動に 映画では女性「ルース・レヴィット」 こういう映画では極めて珍しいおばさんキャラである チャールズ・バートン 病理学者 NASA有人宇宙飛行顧問でもある 映画では「チャールズ・ダットン」 現在も猛威をふるう「抗生物質耐性細菌」に注目している このへんもクライトンの先見の明だろう ピーター・ジャクスン 生存者その1 アル中のうえメチルアルコール常飲者 胃潰瘍持ちでよく吐血 いろんな意味で(平常時ですら)生きているのが不思議な男 ジェミー・リッター 生存者その2 生後二カ月 新生児で泣きやまない 映画ではメキシコ人夫妻の子供「マヌエル・リオス」 生後六カ月という設定だった アーサー・マンチェック 米空軍ヴァンデンバーグ基地 スクープ計画主任 少佐 ある意味で本事件の「元凶」だが、ちゃんとその分仕事はしている ロバートスン 米国政府科学顧問 ワイルドファイアと政治家(大統領)とのパイプ役 熱心な説得が無駄に終わってさぞ怒っていることだろう。 カレン・アンスン ワイルドファイアでホールの助手を担当 子守とかいろいろ大変な人 クリスチャン・カーク 計画参加者だが事情により今回は出番なし 大統領 直接登場シーンなし 本作品で一番カンが冴えていた人物 彼の正しい判断が無ければ人類は「二日目」で滅亡していたことだろう まぁソ連との兼ね合いを考えただけではあるんですが。 グラディス・スティーブンス ワイルドファイア計画女性オペレーター アメリカ戦略空軍(SAC)自動応答音声の中の人 日本だと同じような仕事では、時報や各種車内放送で活躍する中村啓子氏が有名。日本人なら誰でも一度は聞いたことがあるはず。 かのHAL9000は無機的男性ボイスだったが、本作以降は『エイリアン』の自爆手続きなど女性応答が多い気がする。なお、男女問わず「女性の声」に対する反応は速いという研究結果があるそうで、最新鋭戦闘機においてもコンピューターの警告音声は女性であることが多いそうだ。 各章解説 第一日 米軍の特殊衛星・スクープ7号が大気圏外サンプル収集後地上へ帰還する。カプセルの回収部隊は信号をたどってアリゾナの田舎町・ピードモントに辿り着くも町は異様の静まりかえっていた。その後、回収部隊は多数の死体発見と唯一の生存者を目撃した旨の通信を最後に連絡が途絶える。航空偵察の結果、街の住人はもとより回収部隊も含めてほぼ全員が死亡していることが確認された。ヴァンデンバーグ空軍基地のマンチェック少佐は手続きに従い、ワイルドファイア警報を発令する ヴァンデンバーグ基地 カルフォルニア州サンタバーバラにある米空軍ならびにスペースコマンド(米宇宙軍)の専用衛星打ち上げ基地で、ケープ・カナベラルより保安に優れることから軍事衛星打ち上げに持ってこい。スペースシャトルの極軌道打ち上げのために施設を増設していたが、チャレンジャー事故によりその後打ち上げは実現しなかった。打ち上げ基地が衛星の管制もやってるのはこっちも保安の関係?(もしくは生化学研究ばかりのフォート・デトリックでは衛星の管制が不可能だから?) X-18改 「スキャベンジャー」 NASAの実験機、X-18だとヒラー社のVTOL実験機になるので、おそらくモデルはCIAの依頼で開発される予定だった高高度偵察機、ウェポンシステムMX-2147ことベルX-16。ライバルのロッキードU-2に開発で遅れたため、一号機の完成を待たずして計画中止。 U-2はその後東側諸国の偵察活動に用いられ、「パワーズ事件(U-2撃墜事件)」においてソ連領空で撃墜されたうえにパイロットが捕まって洗いざらい活動を喋っちまったためソ連は元からそうなのにさらに真っ赤っ赤、アメリカはメンツをつぶされて真っ青。この失敗がのちのマッハ3級偵察機SR-71やステルス機F-117開発の契機となる。現代史の教科書にちゃんと型番で名前が載っている(テストに出るかどうかは不明)軍用機のひとつで、今も元気に使用されている(反省を踏まえた二機種よりも!)が、そろそろ無人偵察機と交代するらしい。 なお、映画の方で登場するのはRF-4ファントム偵察機(墜落機も使いまわしで同じ) 第二日 ワイルドファイア警報発動により事態は機械的に進行する。ワイルドファイア計画メンバーが全米各地から集結する中、厳重な防備体制でのピードモントへの調査が実施される。住人達の死体は体内の血液すべてが凝固しているという異常なものだった。またアル中の老人と新生児という全く正反対の生存者が衛星カプセルとともに回収され、ネバダ州砂漠地帯地下のワイルドファイア研究施設へと収容される。メンバーは厳重な隔離・滅菌手続きを受けながら施設最深部・レベル 施設へと向かう。そこは「緊急時」のための核兵器による自爆能力を持つ先端科学の砦であった。 「ワイルドファイア(野火・山火事)」警報 地球外生命体 とくに最も人類との接触の可能性が高い地球外微生物の地球侵入を警戒して編成された特殊機関と関連事態。映画の中では「火事」もしくは「火災」となっていた。火災の際は222番へどうぞ。 核自爆装置 理論上、たんぱく質などを中心に構成された生命体は高温(調理過程で分かるように100度以上ですでに変性して性質が変わる)、高圧(数百MPa以上と言わずともちょっとした力で潰れる)では構成要素が破壊され死に至る。そのため核もしくはそれに相当する高温高圧を発生させる兵器は「滅菌」措置に有効のはずである。映画『アウトブレイク』などでもエボラ汚染地域に燃料気化爆弾が使用されていた(『ザ・ロック』『亡国のイージス』では「殺菌」とは微妙に異なるが、化学兵器を超高温で分解するために特殊爆弾を使用している)。また小松左京『復活の日』でも核兵器が重要な役割を果たす。 ただしモノがモノであるため、その使用には高度な政治的・戦略的判断が必要とされる。これが「オッドマン」が必要となった原因。なお、「アンドロメダの性質が分かった時点で自爆装置解除しておけばよかったじゃん!」というツッコミは映画版では修正されている。 7-12号指令 「焼灼(しょうしゃく)」 緊急マニュアル34号 「終末作戦」 二次汚染を防ぐための汚染地域「滅菌」を目的とした核兵器の行使のこと。ただし、核兵器はどう使っても国際社会にバレる(特徴的地震波の発生 あと当然地上/大気圏内で使用するため衛星からも確認できる)ため、7-12号指令の発動は非常に「微妙」な政治的問題をはらんでおり、これだけは政治家の直接判断が必要となっている。今回は大統領が難色を示して「保留」になった。 かの未来学者にして核戦略研究の元祖、ハーマン・カーン主催のハドソン研究所による分析は冷戦時代の「人間が単位で換算される」(1メガデス=100万人死亡)「確率で論じられる戦略」が反映された怖い結論があっさり登場する一こま。ソ連に落ちたアメリカの衛星がパンデミックの原因になったら目も当てられない。 一方ワイルドファイアが万一「自爆」した場合は地下核実験か保管核弾頭の事故とでもして適当にごまかすのだろうか。それでもちと苦しいが。 スクープ計画 いわゆるNBC(ABC)兵器開発の一環として、大気圏上層からサンプルを回収して生物兵器開発に利用しようという一種のサンプルリターン計画。今なら遺伝子組み換えなんて便利なものがあるが、それでもフィクションのようにぽんぽーんと新種の生物兵器が開発できるわけではないので、こういう地道なサンプル集めで自然からしらみつぶしに使えるものを探す方法は新薬開発でもよく用いられている(例:抗生物質)。 ちなみに高度30km以上の成層圏でも浮遊しながら生息している紫外線に強い細菌が発見されている(JAXA)ほか、月面に降下した探査機をアポロ計画で持ち帰ったところ、製造中に中に混入していた細菌が生き延びていた事例もある。どうやら単純な生物ほどタフであるというなかなか興味深い事実がある。 我々多細胞生物は惑星の上に見捨てられた閉塞的な種なんでしょうかね。単純な生物が宇宙を覆い尽くす広大な生体圏を作ってたりするかもしれません。 宇宙検閲 アポロ計画でも帰還した飛行士は一時月面に生息している「何者か」の地球侵入を恐れて隔離室に入れられており、記者会見もその中から行った。その後、段階的に縮小されて14号以降では行われていない。地球外試料の持ち帰り(サンプルリターン)は今までに月・彗星・太陽風由来物質で行われている。来年夏には日本の小惑星サンプルリターン計画「はやぶさ」が帰還予定。「イトカワ病原体」を防ぐための検閲は現在準備中らしい。 現在問題になっているのは本作品とは逆、先のようにタフな「地球の生物」が他の惑星を汚染する可能性。火星探査機は高度な滅菌が施されるほか、生命がいそうな惑星・衛星にヘタに殺菌の甘い探査機を落っことすのは科学者が自粛するようにしている。 (例:「のぞみ」軌道投入断念、「ガリレオ」木星突入 こちらは原子力電池による生命のいそうな衛星の汚染を防ぐため) テレプリンター/テレタイプ 印刷電信機 本作品で大きな役割を演ずるガジェット。電気信号による遠隔通信を可能とした電動タイプライターの発展形。印字内容は同時に穴あけテープで保存される。電話回線を使用したテレックス網は30年代から最近まで稼働していた。ディスプレイや専用プリンターがまだ高価だった時代、初期のコンピューターの出力装置としても用いられていた。発展型ではディスプレイ上での表示や外部記憶装置への保存に対応したものも登場し、機械式の出番は現在ほとんどない。紙詰まりには注意しましょう! アンドロメダの作用 血液の急激な凝固 もしくは謎の発狂。映画では遺体の手首を切開すると砂のように凝固した血液がこぼれ落ちるシーンがある。 遺体の状態、死斑の存在などはミステリ畑の人にもお馴染みかも? オッドマン仮説 “Odd man Hypothesis” (半端者仮説) 科学者が(人間の意図が介在しない)自律核自爆装置の設置を進言したのに対し、政治家は核のボタンを科学者に握らせる(ように見える)ことを危惧したため、急遽"説得"のために引っ張り出されたタテマエ。単刀直入にいえば「核兵器などを扱う高度な判断には独身男性が望ましい」という身も蓋もないもの。 ただし、「閉塞状況で打開策を見つける本来部外者のマーク」の描写から本作品以後は「グループには専門外の部外者を一名入れるとよい」という解釈をされる場合が多い。山田正紀『謀殺のチェスゲーム』にはそのままの名前でオッドマン仮説が登場する(しかも引用元も「とあるSF小説」とぼかしているが明示されている)。 また『攻殻機動隊』で他は陸自レンジャーなどの軍隊出身者ばかりなのに警察出身のトグサが採用されたのもオッドマン仮説によるものらしい。出典不明。映画版の素子とトグサの会話で登場。同じような人間を集めると似たような弱点を抱えることになるとの意らしい。 なお、元々の"odd" の意味は「余り」「半端」「奇数(余るから)」「普通でない」「奇妙な」「臨時の」という意味があり、"odd man" は慣用句として「決定権[決裁権]を持つ人」「日雇い労務者」という意味がある。 一方さらに派生して "odd man out"で「〔コインを投げるなどして〕グループの中から一人を選択するという方法(で選ばれた人)」「一つの集合の中で他とは異なるもの」「孤立している人、はみだし者、仲間外れ」となるらしい。 英辞郎 グループ作りなどでは「専門外の人間」を入れることはもはやグループ討論などではお馴染みになっているようだが、その元祖がクライトンの嘘八百な空想の理論だとしたら別の意味ですごいですな。まぁ「経験則でそうしたほうが効率がいい」ということが知られている可能性も高いわけだが。 第三日 全メンバーがワイルドファイア施設レベル5に揃い、さっそくカプセルの調査と生存者の調査が並行して開始される。感染源となった菌株の分離にはあっさり成功するものの、死体からすら致死性を発揮する病原体の謎は深まるばかりであった。一方外科医ホールは条件がまったく異なる二人の生存者への久々の「問診」を実行に移す。だが片方はしゃべれない。もう片方の発言もにわかに信じがたい。両極端な生存者から分かることは果たして何か?そのころ、重大な連絡が研究施設へと送信されていた。だがその事実はたったひとつのミスのために見過ごされることになる。吉と出るか凶と出るか パンスペルミア説 生命誕生を太陽系外部に求める説。一番トンデモないバリエーションには「地球の生命は宇宙人の生ごみから発生した」なんてものすらある(他の星に安易に生ごみは捨てないようにしましょう)。天文学者フレッド・ホイルが熱烈な信者だったほか、これの発展形を信じている新興宗教がある。 メッセンジャー仮説 フェルミのパラドックス(宇宙人がいるというならなぜ地球に来ないのか という疑問) →オズマ計画に端を発するSETI(電波で宇宙人を探す 相手の送信電波を探す) →そもそも電波は効率悪くね?メンテとか違う方向や周波数聞いてたとかで不可能になるじゃん →連中は電波以外の手段を使っている可能性が高い。できることなら「増える」方法で。 という意見から生まれるアイデア。中には自己増殖する知的機械を送ればいい(ブレイスウェル探査体/フォン・ノイマン・マシン)という学者もいるが、それを一番簡単に実現しているのがウイルスなどの微生物であり、それを利用するのが手っ取り早いと考えるのは理の当然。でもいきなり宇宙生物に意思乗っ取られてメッセージを伝えられても混乱するだけかもしれない。 ちなみに日本の横尾広光/大島泰郎ら(φX174)、中島広司(SV40)によるウイルス遺伝子解析によるメッセージ探索も実際に行われている。ただし有意な信号は確認されていない。 『アンドロメダのA』『スピーシーズ 種の起原』は電波で遺伝子情報を送る逆バージョン。再現してくれる相手がいないと無駄になるので、相手の好意を期待するしかないはずだが。 第四日 封鎖区域を飛行した空軍機の墜落、ピードモントを通過した警官の謎の死、そして「焼灼」命令の延期。アンドロメダの謎が解けていないというのに問題は複雑化し始める。もし既にアンドロメダが風に乗って他地域に流れているならもう手遅れになるかもしれない。ところが、アンドロメダの通常ではありえない性質が判明する。そして複数の「予想外」の事態が同時に起こり、最大の破局が訪れる。菌株の外部漏出汚染警報。バイオハザード(生物学的汚染事故)を防ぐため、全自動プロセスにより施設の核自爆システムが作動する。自爆は自動的に進行し、そうなればエネルギーを自らに「転換」して大繁殖したアンドロメダにより人類は破滅する!時間はもうない! アンドロメダの特異性 真空・放射線・そして栄養に乏しい環境で果敢に生きてきたアンドロメダ菌株。構造に当然のようにたんぱく質は含まれない。現実にこんな「効率ほぼ100%」の生命体は存在しない(というか100%だったら熱力学の法則に反する)。 墜落事故の直前・直後にアンドロメダにはまた別の性質があったことが推測されるが、そのあとまた変異してしまったようで詳しくは触れられない。こっちのほうが血液凝固より遥かにグロくなりそう。 カロシン Jensen Pharmaceuticals UJ44759W K-9 “Kalocin” 1965年に臨床試験が行われ、やがて歴史の闇の中に葬り去られれた万能特効薬の皮を被った悪魔の薬剤。もちろん架空の薬だが、免疫と自然のバランスというものを鋭く突いた興味深い存在。 そもそも自然界には相手の生物を「内側から食う」=寄生する生物のほうが多いわけだが、彼らは宿主といかに「うまく付き合っていくか」で生き延びる策を練っている。一般的に大流行する病原体は時代とともに宿主をより殺しにくいほうへと変異するというのだが…?? だからといって「わざと感染して免疫つけよう」という非科学的方法は逆効果なばかりか、余りに危険なのでやめましょう。 光過敏性発作 短時間に光の点滅を繰り返すことで起こる脳の異常反応に起因する発作。20世紀になり映像技術の発達とともに顕在化した。古くは1946年にネイチャーに報告がある。その後しばらくはまれな例としてさほど注目を浴びなかった(例外は本書ぐらい)が、1997年12月16日に放映された『ポケットモンスター』第38話『でんのうせんしポリゴン』で視聴していた多数の児童が不調を訴えて一躍有名になり、アニメ業界などに光刺激に対するガイドラインがしかれることとなった。比較的低い周波数で発生しやすいとみられる。なおアニメ界を昔から知るかの御大こと富野監督によると、この点滅演出はセル画省略のために多用されていたらしい。 なお、クライトンは「癲癇(てんかん)」と書いているが、光刺激以外にも複数の要素がかかわるために現在ではてんかんの一種ととらえることは疑問視されており、「光過敏性発作」の名前がある。 第五日 自爆装置は解除された。病床で学者たちは事態の収拾を確認する。菌株は気流に乗ってロサンゼルス上空を通過したが、死者や被害はないようだ。とりあえずめでたしめでたし ・・・なのか?? エピローグ アンドロメダは今日も元気に成層圏で増殖しているみたいです。 …おい!宇宙まで行けたとしてどうやって地球に帰ればいいんだ??!! というわけで人類の未来は明るいのやら暗いのやら。でも「アンドロス」という名前からしてアメリカ側が「分かってて」菌株の性質を調べるために実験した可能性は高い? 「ゾンド」はソ連の月探査計画シリーズで有人飛行計画もあった。共産党に度胸があれば「月周回帰還一番乗り」ぐらいは取れたはずなのだが、その前の無人打ち上げ結果がちょっくらヤバくて足踏み。その名誉はアポロ8号の物に。 ドキュメンタリー・タッチな作風について 初版本では昔のターミナルやコンピューターの打ち出し風のフォント(いわゆる「OCR-A」フォント データのプリントアウト部分などを見ると分かりやすい。クライトンはこれをIBM Selectric typewriterのみでデッチ上げた)を多用し、装丁もバインダーでとじたようなものになっていて名実ともにレポート風の出版形式を取っていた。ただしこれは装丁に金がかかりすぎるため現在は通常本と同じ。また、現在出回っている英語版ペーパーバックには「この文章は機密…」云々の部分が省かれている。それを削ったら報告書形式の意味が無いだろうに その後、この作風は医学サスペンス『ターミナル・マン』(暴力性発作を起こす患者の脳に電極を埋め込む 今のBMI治療のはしり)で使われたほか、現実と重なる部分も多い歴史物(『大列車強盗』『北人伝説』)を書く上でも役に立っているようだ。『ターミナル・マン』ではレントゲン画像や警察の検死報告書なども追加されている。 なお、新版解説であるように、今では病院と言わずとも学校や会社でちょっとした検査を受けるだけで本書よりも立派な検査表のプリントアウトがもらえる時代になってしまった。あな恐ろしや。でもあのNASA謹製の身体分析機はたとえ今の技術があったとしても普及しないでしょうな メインテーマ 「テクノロジー&カタストロフィー(科学技術の制御とそこに潜む潜在的危険、そしてそこから生じる破局)」は常にクライトンのメインテーマ である 日本だと「失敗学」なんてものもある 背景:ソ連の「スプートニク・ショック」以後のアメリカ科学技術研究の重点化。ドイツを抜き、ソ連と張り合う技術超大国への道…大型化した技術が生活の根幹を支えるアンバランスな時代の危機。 …テクノロジー暴走物「プレイ-獲物-」「ターミナル・マン」 突如制御不能となるテクノロジー テクノロジーをコントロールできない人間 盲目になりがちな硬直した組織 「レヴィット四十八48の法則」 すべての科学者は盲目である (オッドマン=このことへの対抗策?) これらはテーマパーク暴走物『ウエストワールド』『ジュラシック・パーク』とも共通する …のちの環境保護批判へも繋がるような? 映像化作品について 映画版 アンドロメダ・・・ [DVD] 日本語タイトルは『アンドロメダ…』 「病原体」というタイトルは商業的にちょっとヤバいと思ったのか、末尾は三点リーダーに置き換えられている。 監督はミュージカルも社会派ドラマもSF(『スタートレック』劇場版第一作)も手堅くこなす実力派監督ロバート・ワイズ。原作にかなり忠実にやっているだけでなく、原作の疑問点に体するつじつま合わせ(自爆システムの解除は「自爆体制発令時」のみ可能)や主要キャラの女性への変更などが行われている。手堅いドキュメンタリー調の演出が成功して小説共々ヒットした。『24』なんかに先駆けるカット割り演出、緻密な最新研究器具の登場も特徴的。後述のように庵野秀明がお気に入り。 劇中、猿のいる檻を死骸の檻と結合すると猿が「死亡」して動かなくなるという菌株の空気感染確認のシーンがあるが、これは特撮班が二酸化炭素を檻に吸入して猿が気を失うまでを撮影したもの。猿は撮影が終わるや否や「救命措置」を施されて蘇生している。よって本作撮影時に死んだ動物はいない(らしい)。 原作の前に見るのも、原作後に見るのもどちらでもOK。他の目立つ変更点としてはパトロール警官の話のカットぐらいか。 ドラマ版 アンドロメダ・ストレイン [DVD] 日本語タイトルはそのまま『アンドロメダ・ストレイン』 リドリー&トニー・スコット兄弟のTVシリーズ。現代を舞台に先端科学で異常事態に立ち向かう科学者たちの奮闘を描くパニック大作。youtubeではお馴染みのパブリシング特別画像が出ている http //www.youtube.com/user/whathappenedpiedmont http //whathappenedinpiedmont.com/ ...どうも評判がよろしくないなぁ... (11/01/04鑑賞したので追記) 設定はほぼ同じだが、アンドロメダの回収を巡る軍上層部の暗躍、それを追うマスコミ関係者(ストーンとはお知り合い。なので軍はいったんワイルドファイアと外部の接触を阻止しようとしたり、秘密を漏らした人間を消そうとする)、そして原作でちらりと出ただけの「メッセンジャー仮説」に対して大きく踏み込んだ話になっている。それゆえにちょっとバランスが悪くなった感じであり、後編では元とは似ても似つかない展開に。 今一に感じる部分はやっぱり原作にあった「分野のエキスパートがその知力を最大限に発揮して謎を解き明かしていく。だが、そこには大きな見落としがあった!」というものがなくなってるのが大きい。後半のヤマの一つであるアンドロメダの新しい習性に関しても「なーんとなく」分かった感が否めないし、危機を煽るのはアンドロメダ以上に先に行った通り軍の陰謀だし。そして原作とまるで違う方向に進むので、これならオリジナル脚本でいいような...という気分になる。 あとあのチェーンソーのシーンいる? タッチパネル沢山の新ワイルドファイア施設とか、原作以上にNBC防護な軍が動いてるあたりとか、まさかの「空から見える変異」とかは好きなんだが... キャラとしては中国から来た細菌学者を演じるダニエル・デイ・キム(韓国人)が良かったと思う。オッドマンではなくツッコミ担当要員として。 ラストの部分はただでさえほったらかしになったものが多いのにアレをやられるとちょっと蛇足。 感想 ジュラシック・パークでクライトンの存在を知ってから読んだ、作品の度に全く違う分野に鋭く切り込むクライトンの初期作品。たしかに無機的で人間的ドラマ性というのがまるでない「いかにも別格な人間が描いた」作品という感じではあるが、科学的危機というものがいかに「人間そのもの」によって引き起こされうるか?という今でもたびたび議論される根源的問題に深く切り込んだクライトンらしさにあふれる作品だと思う。「代表者に会わせろ!」「この三つの物体は生命である」といった分かりやすい例えもよい。 あと、クライトンの先見性や描かれる理系人間の日常というのは最近になってよく分かってきた。工学部に入って初めて走査型電子顕微鏡を実験で使ったとき「おぉ!これこれ!」と思ったのは自分だけでいい。映画もその辺よくわかってらっしゃる。コンピューターの利用からグループのかじ取り、はたまたポケモンショックやプリンターの紙詰まりまで、色々な日々の事件になにかとリンクするなかなか興味深い一作。マルチタレント作家として有名なクライトンだが、その幅広いリサーチとその組み合わせ方の絶妙さをうかがうことができる作品だ。 …もっとSF方面でヨイショされてもいいと思うのだが、どうやら米SF界からは日本の瀬名秀明と同じく距離があったらしい。そういうところはよろしくないよね。 まぁ、メッセンジャーとかほったらかしの感はあるけれども。あそこで一歩踏み込めばSF、そうならずにとどまったことでSFっぽいフィクションに分岐しているか? 関連事項 『復活の日』パクリ説? 『復活の日』は小松左京の1964年の作品。人工衛星から回収され、無毒化を進めていた生化学サンプルから、核酸オンリーという単純極まりない構造のくせにウイルスに寄生して猛毒化するというMM-88(マーシャン・マーダラー/火星の殺し屋)という脅威の生物兵器が誕生してしまう。この生物兵器が盗み出されたうえ、飛行機墜落事故で漏出し、人類に牙をむく。インフルエンザの変異による人類滅亡を扱った色々な意味で時代を先取りした作品。小松左京作品がどんどん角川配給で映画化されていた時のこと、『復活の日』もいったん候補に挙がり、海外ロケや日米合作連携とか考えて原稿の抄訳が一応用意されアメリカへ。しかし舞台がでか過ぎて金がかかりすぎるという理由で保留となった。クライトンは映画畑ともいろいろと関係があり、そこでプロットを手に入れたのではないかという説がある。 『復活の日』はその後アラスカ~ペルー~チリ~南極大陸と南北に横断する大々的ロケ(本当は北海道ロケですませるつもりだったが、撮影担当が「それなら降りる」と粘って実現 撮影にはチリ海軍も協力した)などをやって映画化され、海外でもタイトル『VIRUS』として公開された。日本では大ヒットしたがロケ費用がかさみ過ぎて動員数は凄かったのに赤字に。また海外展開はいろいろやった割に失敗している。小松左京は不満を言いつつも映画化作品の中では「それなりに気に入っている方」らしい。映画では説明しきれなかった部分が多いから仕方ないか? 確かに似ているプロットは多いが、「宇宙から飛来」したことはMM-88ではさほど重視されていない。また、発生する破局のレベルは大きく異なり、軸足もだいぶ違うため着地点も違う。いうなら『復活の日』のテーマは「人間の道徳的な過ち(希望はまだある)」、『アンドロメダ』は「人間のMistake(発生は防げないが、それを最小限に抑えることはできる)」の違い。誰だ文系と理系の違いって言ったのは なにより両者で核兵器の扱いが大きく違う。『復活の日』では(ネタバレ注意)「医学が世界を滅ぼし、核兵器が世界を救う」という逆転が大きなテーマ(映画ではまったく反映されていない!)のに対し、アンドロメダでは核兵器は「事態を悪化させる栄養分」である。 「新世紀エヴァンゲリオン」におけるアンドロメダのパロディ http //wiki.evageeks.org/Tributes_to_Other_Shows_in_Neon_Genesis_Evangelion#The_Andromeda_Strain.3D 日本人より詳しいネタ解説 画像付き 主にロバート・ワイズの映画版との共通点が多い 全話共通:ネルフ本部の構造とセントラルドグマ …ワイルドファイア研究施設の構造 最深部の隔離施設までは試料の搬入を行うセントラル・コアがあり、それ以外のセクション間では厳重な警備・隔離処置が行われている。最深部は最高のセキュリティと隔離体制が敷かれ、問題発生時は自動封鎖される。そして仕上げは自爆装置。通路の感じもどことなく似ている気がするのは気のせいか(ワイルドファイアは曲面で構成されるところがちょっと異なる) 第5話&6話:第5使徒「ラミエル」のモチーフ …アンドロメダ菌株の増殖。これを「四次元立体の三次元断面」に拡張したのがヱヴァンゲリヲン新劇場版:序の第6使徒(新ラミエル)だという。全周砲撃シーンなんかを見比べてみるとよくわかる。 ただし、他にも「帰ってきたウルトラマンの光怪獣プリズ魔」(物質レベルに凝縮した光で形成された怪獣。相手を結晶体に変え、光として吸収する強敵。助演の岸田森がJ.G.バラード『結晶世界』にヒントを得て脚本を書いた)や「未来警察ウラシマンのスーパーX」にも似ている。ラミエル登場時の独特の音(セイレーンがモチーフらしいので声?)はプリズ魔由来だとか。 第5話:使徒の構造を解析しようとすると601エラー「解析不能」が出る …映画版での菌株繁殖のコンピューターシミュレーションにおける601エラー「オーバーロード」 要はマシンの能力を食い過ぎて過負荷になって計算が止まった。 エラーコード「601」の由来はかのアポロ11号が1969年の人類月着陸前に起こしたデータオーバーロードのエラーコード「1202」。なおこのときは以前のシミュレーションで全く同じエラーが出たが問題なかったので、地上からの指示で着陸を続行した。それでも燃料がギリギリで、いろいろと危なかったのは有名な話。 第7話:ゲンドウは人っ子ひとりいないSSTOで移動する …「これが用意できた一番速い交通手段です」 2001年宇宙の旅でも似たシーンがある 小説だとホールみたいにF-104戦闘機を使ったメンバーもいるのだが(まさか空母からお先に失礼する加持のアレもか?) 第10話:使徒捕獲作戦で上空を旋回する国連軍機についての会話 …ピードモント捜索時に上空待機していた空軍機についての会話(不測の事態があった場合は科学者を回収せず帰還する またヘリのパイロットが命令を拒否してワイルドファイアへ帰還しない場合、二次感染を防ぐためヘリは撃墜される) 第10話ではリツコの説明によると、捕獲に失敗した場合浅間山にN2爆弾を投下し、エヴァもろとも破壊する用意があるとのこと。 また、指令A-17の発令を通常無線で行っているシーン(青葉シゲル「これ通常回線ですよ」 ミサト「分かってるなら早く切り替えて」)もピードモントからヘリで帰る途中の、マンチェックへの指令7-12発動要請からだろう。 さらにさらに、浅間山地震研究所は使徒存在を確認した直後、ネルフ権限で部外者立ち入り禁止とされた。『アンドロメダ』におけるヴァンデンバーグ空軍基地の処置に準ずる。 13話:ミクロサイズの第11使徒「イロウル」がネルフ本部内に侵入し、MAGIをハッキングして本部を自爆させようとする。 …この話は全編が『アンドロメダ病原体』に由来する。ここまでやっちゃうともう圧巻。よっぽど好きなんですかね。自分も好きだけど。 チルドレン三人が精密検査のためにたらい回しにされる …各区画間の滅菌シークエンス。イロウルも出てこないのに、まさかの「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」でも登場。海洋研究所に入る前、ちゃんと閃光殺菌後、液体につけてシャワーして乾燥後また閃光 というプロセスを踏んでいる。(いちおう『アンドロメダ』だとプライバシーは確保されていたんだが…思春期の子供たちに何という暴挙) 急速な「進化」のため苦手とする毒物(ここではオゾン)にすらすぐ対応してしまう …突然変異が早い菌株の特殊性。当初は嫌オゾン性を示していたイロウルだが、進化によりオゾンを分解・吸収できる体質に変化した。「壁面が好物」なのも同様か。ただし「進化」の性質を突かれて逆に自滅することになる。 自爆装置が作動し、停止のために奔走する …『アンドロメダ…』のクライマックス。MAGIのほうは鍵一本指せばすむかと言えばそうはいかない。でも、鍵をさす方も一筋縄ではない(小説では毒矢、映画ではレーザー砲 前者の方がある意味怖い) また、ポリソームのレーザーを浴びせられたとき、エヴァ模擬体上に増殖するイロウルが展開したATフィールドは他の使徒と微妙に異なった六角形の集合。これはアンドロメダ菌株の増殖パターンである。 19話:ケンスケがシンジに電話をかけると、ネルフ保安部?によるメッセージが入って強制切断される …原作における刑事との通話&映画版におけるストーンの奥さんの通話。前者は盗聴確認の警告メッセージ、後者はその後強制切断。映画の方により近い。 第20話:シンジのサルベージ計画は「第n日」というテロップが入る …小説版の章建て・映画版の区切り 日本語版DVDでは字幕の関係で消されているのが心苦しい。(樋口真嗣氏からの批判もあったとかなんとか BD版では復活した) 601 DISENGAGE END PROGRAM 000000000000 -STOP-
https://w.atwiki.jp/gununu/pages/3420.html
B06-アンドロメダ星座-瞬〔しゅん〕 作品名:聖闘士星矢 作者名:星矢あき 投稿日:年月日 画像情報:640×480px サイズ:206,379 byte ジャンル:仮面・被り物 キャラ情報 アニメ後期 このぐぬコラについて コメント 名前 コメント 登録タグ 仮面・被り物 個別し 星矢あき 聖闘士星矢
https://w.atwiki.jp/historiacoelestis/pages/15.html
アンドロメダ座α アンドロメダ座γ アンドロメダ座ξ アンドロメダ座ο アンドロメダ座υ アンドロメダ座χ アンドロメダ座ω アンドロメダ座A アンドロメダ座d アンドロメダ座n アンドロメダ座40 アンドロメダ座51 アンドロメダ座54
https://w.atwiki.jp/gununu/pages/3424.html
B06-アンドロメダ星座-瞬〔しゅん〕 作品名:聖闘士星矢 作者名:星矢あき 投稿日:2008年2月17日 画像情報:640×480px サイズ:205,103 byte ジャンル:仮面・被り物 キャラ情報 冥界編 このぐぬコラについて コメント 名前 コメント 登録タグ 2008年2月17日 仮面・被り物 個別し 星矢あき 聖闘士星矢